ビークワ47号
内容:今号のビークワは「日本のミヤマクワガタ大特集!!」です。 ミヤマクワガタと言えば誰もが子供の頃に憧れたヒーロー。持っているだけで人気者になれたクワガタの代名詞的存在で、「なんで付いてるのかわからないけどカッコイイ」としか言いようのない耳状突起は、否応なく存在感があります。 70mmを超える大型個体の迫力は独特のものがあり、75mmを超える個体はかなり貴重。 今回の巻頭プレートでは、その貴重サイズとも言える75mmオーバーをふんだんに使っているだけでなく、揃えられるかぎりの産地や島の個体を入れられるだけ入れてみました。 これだけの産地のミヤマクワガタが一同に掲載された雑誌は、後にも先にもこの本だけ!と自負できる本になっています。また、日本のミヤマの構成員として忘れてはならないアマミミヤマやミクラミヤマも、いろいろな産地の個体を揃えました。 巻頭特集に合わせたミヤマクワガタの採集と飼育の記事もバッチリ取り揃えております。 2012年の飼育ギネスで、野外ギネスにもう一歩というところまで迫った78mmブリーダーの田野倉氏の幼虫飼育法や、2007年に更新されてから現在まで抜かされていないミクラミヤマの飼育ギネスを出した花房氏の飼育方法など、見ないともったいない内容を詰め込みました。 特集以外にも、今回からはじまる「みんなで選ぶ美形オオクワガタ コンテスト」の応募個体一覧が掲載されます。 この企画は読者の皆様が選んでいただいてはじめて成り立つ企画ですので、1人でも多くのオオクワガタファンからご投票いただければ幸いです。 また、毎年恒例の「ゼロからはじめる巨大オオクワガタの育て方」は、オオクワガタの4代目飼育ギネス記録者で2度目の執筆となる神田仁志氏にお願いしました。 氏は現在87mm近いサイズまで育てているとのことで、今回の基礎知識編、次回の上級編とも見逃せません。 他にも食虫植物の薦めや昆虫食、八丈島採集記など、夏直前に気持ちを盛り上げるに十分な内容でお届けいたします。
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